「祈りを見て」
世田谷美術館で藤原新也さんの『祈り・藤原新也』を見てきました。
きっかけはこの記事でした。
「写真家・藤原新也は世界をどう捉えてきたのか ── 50年のキャリアと250点超の作品から見えるもの。」
心や記憶の一部をこっそり見ているような不思議な感覚になる展示でした。
1944年生まれの方なのに同年代の作品かと思うほどの謎の親近感がありました。
文章といい、作品といい心を揺さぶられるというのはこういうことなんだなと。
急に涙が生成されそうになったり、ほっこりしたり。
会場に人が沢山いたので空いてる場所や遠目で見てきれいだなというものに近づいては文章を読んで離れてを繰り返し歩きながら色んなことが頭の中で浮かんでは消えてました。
ぐるぐる会場回って何度も見たのに、再入場までしてきました。
エンドロールが終わって席を立ってフワフワした気持ちで映画館を出る感覚でした。
祈り・藤原新也 2022.11.26 – 01.29
世田谷美術館で2023年1月29日までです。https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
詩集のような日記のような、自分の目線、自分の経験を通して見た世界を表せれるような作品をつくりたくなる、自分の言葉でその時思ったことを沢山記録しておきたくなる展示でした。
© 2020 きただひかり